資金を作るために株を始める人が多くいます。というより、ほとんどの目的は資金収集だと思います。しかし、生活資金であったり、「必ずなくてはならないもの」のために株を始めるのは少し危険かもしれません。

株は儲かるだけじゃない

ソフトバンクの保有株式で時価総額をシミュレーション

ソフトバンクの株式はPERで12倍程度と非常に割安に放置をされている状況があります。ソフトバンクはアメリカの携帯通信会社の買収のために多額の借り入れを行っていることが、株式市場での懸念材料となっているからです。しかし、ソフトバンクは中国の大手のEC企業などの多くの有力なIT企業の株式を保有しているため、投資会社として見ると違った評価ができるようになってきます。自社で保有しているすべてのIT企業の株式価値を考えてシミュレーションすると、今のソフトバンクの時価総額よりも保有株式の価値の方が上回るという結果が出てきます。したがって、現在のソフトバンクの株価は、保有するIT企業の価値を十分に評価していないと言えます。近年、ソフトバンクでは中国以外の新興国への投資を強化する動きが出ています。最近ではインドやインドネシアといった今後の経済発展が見込める国のIT企業に投資を積極的に行っています。それらの新興国のIT企業は急成長を続けており、この株式価値を考えてシミュレーションすると、ソフトバンクの理論株価はさらに大きいものとなってきます。来年以降はアメリカの携帯通信会社の業績の回復が期待されており、それをふまえてシミュレーションすると時価総額はすぐに倍になってもおかしくない状況が出てきます。また、数年後においてはインドやインドネシアへ投資をしたIT企業が証券市場に上場していくことが想定されます。投資をしたIT企業の多くが上場を果たした時には、ソフトバンクの時価総額は今の数倍になってもおかしくはないと考えます。現在、世界のIT企業への投資先は副社長に迎えた有能な人材とともに選別がなされている状況があります。そのため、投資したIT企業が大きく育っていく可能性は、以前よりも高まっていると言えそうです。